きーぼー堂

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涼宮ハルヒの聖地、開放!「北高・オープンハイスクール」でキョンの教室位置を検証

7年間ブログ放置でごめんなさい。

2025年11月23日、史上初のハルヒファン向け西宮北高校公開イベント「北高・オープンハイスクール」に参加しました。

兵庫県西宮北高校(以下、北高)は近隣の県立西宮甲山(かぶとやま)高校と統合し、両校は2027年に閉校となります。この発表がされた当初は「北高の敷地・施設の消失」という事態が心配されましたが、北高側は校名が変わるだけで残る事になりました(甲山高校関係者には気の毒ですが)。

2025年度から西宮苦楽園高校が北高の敷地に新設されました。従来の北高の敷地や校舎を共有していながら、現在は1年生が西宮苦楽園高校の生徒、2・3年生が北高生という複雑な状況です。それぞれ制服も異なるようです。

今は北高と西宮苦楽園高校の名が共存していますが、現2年生が卒業する2027年(2026年度限り)で北高の名は消えるわけです。

今回のイベントは校名消失を前に、事前に応募した約1000人先着順、1日限定の校舎開放。学校が企画し、ハルヒ公式ともコラボしている点が感慨深いです。

私が応募したのは11~13時の枠で当日は快晴。「最近にしては暑い日」(当時の感想)で上着が要らない陽気でした。

阪急夙川駅前には同志らしきカメラ持参者、「最後尾」札を持つスタッフの方が見受けられました。駅前10:25発→10:37柏堂町のさくらやまなみバスは何と満員で誰も乗れず。通常そんな事は有り得ませんが、交通機関をパンクさせるハルヒファン恐るべし。11時の枠の人は遅刻確定!
「『涼宮さん』行かれる方は何人か苦楽園口経由バスに乗ってくれませんか」という旨の案内がありました。

もっと余裕をもって来れば良かったのですが・・・ギリギリまで資料を準備していたのが原因です。のちの時間帯では西宮市内での渋滞・混雑によるバスの遅れがあったとか。

ライブアライブ」より。校舎と校庭の間の階段に座り休むキョン

キョン長門は気の毒にも、文芸部を根城にしてしまったハルヒの被害者であり・・・」←フィクション

憂鬱VIの長門のカットは木と手すりしか見えませんが、勝手にこの階段だと思っています。手すりがこんなに高く見えるという事は、かなり妙なポーズでカメラを構えないといけないのでは・・・?しゃがむだけにしておきます。

吹き抜け構造の昇降口。憂鬱VIより。

玄関の張り出し部分は、ゆるい曲線になっています。窓の配置が作中とは異なる事に気付きました。

本館と中館の間の渡り廊下で、みくると鶴屋さんを発見するキョン。印象最悪の言動をとってしまって、みくるパンチを食らう。「消失」より。

本来はもう少し右から撮るべきでしょうが、そうすると校舎が木で更に隠れます。

「止マレ!」で映る部活動連絡黒板。文芸部に注目。

作中では文芸部の「復活しました。」など、ロケハン時の実際の記載内容が再現されているようです。ロケハン映像では白石稔さんが「谷口参上」と黄色のチョークで書き込んでいるのが確認できます。

何だか気になる絵や物がw

その近くにあった茅原実里さんのサイン色紙は、密かに注目を浴びていました。2010年1月5日、北高で「優しい忘却」PVが撮影された時のもの。

今の高校1年生(2009年4月2日~2010年4月1日生まれ)の一部は「涼宮ハルヒの消失」公開時(2010年2月)に生まれていないのか・・・というか、アニメ1期(2006年)=19年前には全員生まれる前ですね。改めて時の流れを感じます。

北館1階の食堂。アニメ本編で内部の出番は「憂鬱VI」の閉鎖空間のみ。原作「憂鬱」でキョンは昼食時のハルヒについて「弁当を持ってきた様子はないから食堂を利用しているんだろう」と推測しています。
ここで休憩する人が多いかと思いきや無人で、楽に撮影できました。

券売機は止マレ!にも出ますが、これだけ見た場合は何が映っているか理解しにくいです。

2008年撮影らしきロケハン映像(2期DVD特典)と比べると、食堂の変化が分かります。券売機は別物になっています。

ゲンコツ広場。北高生や、西宮の歴史に関心がある人、一部のハルヒファンしか知らなさそうな名です。北高建設前にこの地に存在した通称ゲンコツホテル(ホテルではない)に由来します。人が居る事と時間の制約で、ここでは丹念な撮影は断念。

ゲンコツ広場は初回放送では、憂鬱IIで古泉がキョンに超能力者である事を明かす場面が初登場。ただし「憂鬱I」のDVD化時に追加されたシーンにも登場するので、初回放送視聴者とDVDやネット配信(時系列順)視聴者では「この場所を最初に見た場面」が異なるはずです。

PSPのゲーム「涼宮ハルヒの約束」は普段の食堂の出番があり、キャラが「ゲンコツ広場」を実名で呼ぶ点が珍しいです。

ゲンコツ広場付近。ロケハンで白石さんや武本監督が利用していたパンの自販機と思いきや、良く見ると機種が変わったようです。

憂鬱VI、溜息IIより。

本館4階の教室。ハルヒが良くぼんやり外を眺めているのも納得の、絶景です。写真では芦屋市方面が見えます。

音楽教室」。憂鬱Iでハルヒがあらゆる部活に仮入部している描写で1カットのみ登場します。机の形が特徴。

吹奏楽部の方が「ハルヒの告白」「優しい忘却」(以上はピアノのみ)「ハレ晴レユカイ」などハルヒ関連楽曲を披露していました。私が居た時間帯では即興、練習のような雰囲気で聴衆は数人でしたが、後の時間枠ではより本格的なライブが開催されたようです。

ハルヒキョンが在籍する1年5組の教室はアニメやそれを元にしたゲームでは、現実の北高の音楽教室付近(本館4階の西端)にあたる場所にある設定です。

【注】実際の西宮北高校の正門はゲンコツ広場側です。

画像出典:『涼宮ハルヒの約束』新情報公開!限定版「超プレミアムBOX」の内容が明らかに - 電撃オンライン

憂鬱Iでプールサイドに立つハルヒを、キョンが教室の窓から見るシーンがあります。実際に音楽教室の窓からのぞいてみると・・・

プールが無い!・・・のではなく、左の木立ちの向こうがプールです。以前はここから見えたのでしょうか。キョンはこんな遠い位置からハルヒを見ていたのか!と実感できます。

プール方向を見るキョンの、身の乗り出し方はリアルです。写真は同じ階の教室。

音楽教室より東にある教室では、当然ながらプールが近く見えるので作中の距離感と合いません。黄色の丸はハルヒが居た位置。

ハルヒがテニス部仮入部中に映るテニスコート。視点はプールの時とほぼ同じ。写真は音楽教室から。

家が少し似ています。

2009年ハルヒ放送時の提供クレジット、番宣CMは実写の北高です。CMはテレビ局ごとにアングルやポーズが異なり、膨大な種類がありました。これはその一部。

放送中はロケ地が非公表でしたが、特にメ~テレ、テレビ神奈川版CMと今回の写真を比べると確かに西宮北高校の景色だと分かります。ただし矢印の家は建て替えられています。
CMで使われた制服のデザインは、作中の北高とは異なりました。目立ちすぎるからでしょうか。

ライブアライブ」で体育館に入るキョン。ここは中館と体育館の間の渡り廊下です。「憂鬱VI」の閉鎖空間でも同アングルあり。

ライブアライブより。

サムデイインザレインより。壁の継ぎ目と時計の位置関係は大体同じ。

憂鬱VIの閉鎖空間。「よくある体育館」としてテキトーに描いても良さそうなものですが、あらゆる所で西宮北高校の景色が緻密に描写されています。窓の補強は初回の取材では存在しなかったとみられます。

止マレ!に体育館の窓らしきカットがありますが、正確な位置は未確認。

心残りとしては、SOS団部室を再現した教室の存在に気付かず見逃した事、昇降口で生徒(ハルヒを充分視聴していそう)に話しかけられた時、あまり気の利いた返事ができなかった事があります。
部室再現は当日配布の資料でも秘密にされており、他の開放された教室と同じ扱いです。多分、参加者を驚かせたかったのでしょう。

校庭で受付の列に並ぶ参加者たち。休日にも関わらず、大勢の生徒がスタッフとして参加してくれたそうです。
北高関係者の皆さん、素晴らしいイベントをありがとうございました。

なお12月24日には一般向けの開放イベントが予定されています。

苦楽園高校でプロジェクションマッピングやるみたい。誰でも見れる | 西宮つーしん


とどろき(ジョンスミス)さん作の動画

※今後の記事更新は未定です。