大阪市営地下鉄開業時の100形電車が大阪市役所前で展示

大阪市営地下鉄開業80周年を記念して、1933年(昭和8年)梅田〜心斎橋(現在の御堂筋線)開業当時に製造された100形105号が大阪市役所前で特別に展示されています。同車は普段は住之江区四つ橋線北加賀屋駅近くの緑木検車場で保管されていますが、4月28日未明にトレーラーで陸送されて来ました。写真は今朝の様子です。


5月24日まで展示されています。緑木検車場の外で展示するのは初との事。
平日の9時〜17時、市役所正面玄関ホールで大阪市営地下鉄80周年・京阪電車淀屋橋延伸50周年パネル展を開催しています。主に工事風景の写真です。
http://railf.jp/event/2013/04/15/103000.html


朝日新聞デジタル 初代大阪地下鉄、眠る街を駆けぬける 市役所前へ輸送
http://www.asahi.com/national/update/0428/OSK201304280001.html
動画で陸送、設置の様子を見られます。




シュールな光景だなあ。



まさか台車無しで展示するとは思いませんでしたw

大阪市交通局 新旧車両の共演


同時に、大阪市電霞町線開業100周年を記念イベントも開催されています。
霞町(かすみちょう)線は1913年(大正2年)4月1日恵美須町〜霞町が開業、1966年(昭和41年)4月1日に廃止されました。
http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/110syunen/shiden100syunen.html


新世界で大阪市電2201号車の展示 4月20日〜5月19日
5月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)10時から16時は車内も公開


市電保存館(通常非公開)の特別公開 5月12日(日)、19日(日) 10時から15時まで


以下は、2008年11月9日、緑木検車場・市電保存館の公開時に撮った写真です。




台車

「安全畳垣」という、ホームからの乗客の転落を防止するための珍しい形の装備。


開業当時に使われた、これも当時としては大変珍しい駅名表示器。廃車までそのまま残っていたとは思えないから、復元でしょう。

30系3062の車内には、現役当時の中吊り広告がそのまま残されていました。博物館の保存車両でも中々無い事です。

93年、奈良ドリームランドクレヨンしんちゃんイベント。奈良ドリームランドは2006年に閉園して廃墟になっています。

市電保存館は狭い建物にぎっしり車両が詰められていて撮影が難しいです。

記事と関係無いけど、阪堺電車の動画アップしました。