有志イベント「ハルヒサマーフェス2012」初日ゲストに小説家・森田季節さん/小説版「いまいち萌えない娘」9月発売

有志イベント「ハルヒサマーフェス2012」を「消失」の舞台の夙川学院中学校・高等学校で開催 - きーぼー堂


私が特別顧問を担当させて頂いている、兵庫県西宮市での有志イベント「ハルヒサマーフェス2012」内の「関西コンテンツツーリズム研究会 調査報告会」に、兵庫県神戸市出身で、神戸市などが舞台の小説を多く手がけている小説家・森田季節さんをゲストスピーカーでお呼びする事になりました!


8月25日(土)、「小説における舞台設定」というタイトルで講演をして頂く予定です。時間などは、関西新文化振興会公式サイトhttp://knpa.info/ 及び当ブログで追って発表します。


【8月11日追記:森田さんの講演は8月25日16時15分〜45分と決定しました。発表スケジュールはこちらにhttp://nishinomiya-style.jp/blog/2012/08/07/5827



森田さんの作品を読んだ事が無い方にとっても、小説家はこういう事を考えて舞台を設定しているのか、と興味深い内容になると思います。

関西コンテンツツーリズム研究会 調査報告会

コンテンツツーリズム(文学・映画・サブカルチャー作品に関連する旅)やサブカルチャーについて報告・発表いただきます。涼宮ハルヒシリーズに直接関係する内容もありますが、コンテンツツーリズムやサブカルチャー一般に関する発表をされる方もおられます。


発表者は、神戸夙川学院大学 原一樹准教授の他、研究者(研究生・大学院生・大学生)、ファンなどで、各自様々な立場・視点からの報告・発表となります。

関西新文化振興会 ハルヒサマーフェス2012についてより。この後の文で森田さんの件に触れていますが、重複するので省略。


【22時代追記:森田さんが講演の事をツイートしました。https://twitter.com/moritakisetsu/status/232083290448855040


森田季節さんの作品の舞台は、大抵が神戸か京都で、当ブログでも度々取り上げて来ました。

●「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」※デビュー作
京都市(近鉄東寺駅付近、下鴨神社など)、神戸市垂水区
 参考:きーぼー堂記事


●「プリンセス・ビター・マイ・スウィート」
京都市(滑石越、山科駅など)
参考:まほろば主義



●「ともだち同盟」
山陽電鉄垂水駅滝の茶屋駅(神戸市垂水区)・月見山駅(神戸市須磨区)など
 参考:舞台探訪アーカイブ ともだち同盟


●「エトランゼのすべて」
京都大学(森田さんが京大出身のため、主人公が京大生)と周辺
 参考:きーぼー堂記事


●「ノートより安い恋」※「コミック百合姫」掲載分+書下ろしの百合短編集
 ・「そこから塔は見えるか」西神南地区、如意寺(神戸市西区)
 ・「池姫」池姫地蔵尊(神戸市垂水区)


●「22時14分の彼女」山陽電鉄垂水駅(ストーリーの中心)
小冊子「小百合姫Vol.7」に収録の短編、単行本未収録
※2011年8月のコミックマーケット80と「コミック百合姫」誌上通販で販売


個人的には、最初に読む森田作品としてのお勧め(舞台抜きで)は、「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」(MF文庫J)、「エトランゼのすべて」(星海社FICTIONS)、「デキる神になりますん」(ファミ通文庫)、「お前のご奉仕はその程度か?」(GA文庫)辺りですね。

7月28日に当ブログで公開したチラシの写真は、実は伏線でした。7月7日の撮影時点ではまだ決定していなかったんですけどね。


森田季節さんと言えば、9月に発売される「いまいち萌えない娘」小説版を執筆する、と7月31日に発表があり両者のファンを驚かせた事も記憶に新しいです。なぜ勝訴風w
http://imamoe.jp/kobeimamoe/?p=516


兵庫県を代表する萌えないキャラ(?)
いまいち萌えない娘が地元を舞台に繰り広げる
笑いあり、涙ありのストーリー」
で、神戸新聞社全面協力との事。出版元は(株)神戸新聞総合出版センター。

このキャラの公式設定が垂水区在住ということで、元垂水区民で垂水のこともちょくちょく小説で書いている私が引き受けさせていただくことになりました。
全国で出回るのかよくわかりませんが、よろしくお願いします!

森田電鉄2012-08-03 各種お知らせ(森田さんのブログ)より。
それと、コミケ3日目で出る合同短編集に参加するそうです。中性小説。告知ページ



いまもえちゃんが垂水区在住と決まった経緯が明かされましたw


以下、8月1日12時6分21時32分35分37分の森田さんのツイートをまとめました。

神戸新聞出版社から出るので公式っぽく見えるかもしれませんが、あくまで森田なりの解釈ということでしかありません。小説化のせいで「公式設定が増えて二次創作がやりづらくなるのでは」という懸念がある人がいるようですが、思いっきり自由に二次創作して欲しいというのがいまもえさんおよび小説担当の森田のスタンスです。


あと、実はいまいちさん以外にもいまもえワールドには、いまいちさん以外の美少女(あるいはいまいちな少女?)が何名かすでに公式にいらっしゃるんです。そういうキャラも認知してもらえるように心がけてノベライズもさせていただきました。いまいちさん以外のキャラもこの機会に二次創作なりしていただければ凄く嬉しいです。


もちろん、だからといって設定を知らないといけないわけでも何でもないので、自由に気楽にみんな創作していただければと思います。極端な話、名称すら「いまいちもえないむすめ」という人、「いまいちもえないこ」と読む人、二通りあるようですしね!そこまで自由なキャラはそういません。


1月16日の森田さんの何気ないつぶやきにいまいち萌えない娘が反応した事が、全ての始まりだったのです。これ以前から、森田さんはちょくちょくツッコミを入れていました。


神戸に強い森田さんとの最強コラボには期待してます。


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