連続テレビ小説「おひさま」に西宮市が関係していた

当ブログ初のおひさまネタ。

NHK連続テレビ小説「おひさま」、本日放送の第22週第130回は、昭和25年、長野県松本市の陽子(井上真央、右端)のもとに幼なじみのユキ(橋本真実、左端)が神戸からやって来て、十年ぶりに再会するという内容でした。


「これが私のつくったお店」とユキが見せた写真。
「夫婦で独立してお店開いたんだけど、空襲でやられちゃった。でも、二人とも生きてたからね。いい方よね。」そして店を再興。


神戸のお店は人に任せて、故郷の安曇野に帰って今度新しく店を開く事にしたと陽子に打ち明け、二人で喜び合います。

ユキが「一応、社長という事になっておりまして〜」とおどけながら差し出した名刺には、

我が西宮市の文字が!!


神戸の店が空襲で焼けてから西宮に移転したのかな、とも思いましたが、「神戸のお店は人に任せて」と言っているからおかしい。店が神戸で自宅が西宮にしても、普通名刺には店の住所を書くだろうし。


それで、西宮より有名で近くにあるから西宮を「神戸」と言っていたのではないか、という結論に至りました。実際「神戸の西宮」と言う人も時々います(「大阪の西宮」「大阪の甲子園球場」も)。西宮も空襲がありました。



西宮市には夙川の辺りに桜谷町、桜町ならありますが、「桜木町」は実在しません。
西宮がセリフで言われる事はこれからも無いだろうし、画面上での地名の登場も多分これ一度きりでしょうね。


ユキは陽子が女学生の頃(昭和13年)に奉公先の名古屋から「兵庫縣神戸市神戸區三宮町6丁目2番地」という所に引っ越していたけど、うーん・・・。そういえば真知子も一時婚約者の実家の神戸に住んでいました。
参考:NHK連続テレビ小説「おひさま」 第5週 「失恋」(第25回) | シャブリの気になったもの


2010年度上半期に放送された「ゲゲゲの女房」では水木しげる先生の神戸時代の話はあっても西宮時代には全く触れられませんでしたが、「おひさま」になって思わぬ場面で登場してちょっと嬉しいです。


連続テレビ小説「おひさま」公式サイト
 ↑「おひさま 安曇野地図」が興味深い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%B2%E3%81%95%E3%81%BE_(%E6%9C%9D%E3%83%89%E3%83%A9)