225系近畿車輛出場回送を赤川鉄橋で捉えた

福知山線脱線事故の教訓から安全性を重視したJR西日本 東海道山陽本線新快速用の新型電車225系が東大阪市・JR片町線(学研都市線)徳庵駅そばの近畿車輛で製造され、5月18日に徳庵→吹田(信)→京都→永原→京都→網干で公式試運転を兼ねた出場回送が行われました。
産経新聞2010.5.17 11:17 脱線教訓生かし安全重視 JR西「225系」公開
編集長敬白2009年09月16日JR西日本が225系を発表。


5月16日、徳庵駅西方で電車内から撮影した、近畿車輛で出場を待つ225系第1編成8連。

当初のイメージイラストでは側面は無塗装でしたが、結局223系に準じた塗装になりました。225系は223系の後継となります。

徳庵駅ホームから。右側には未塗装の車体が置かれています。



城東貨物線経由で出場回送が行われるという情報を得て今日5月18日、1限をサボってディオさんと共に大学から地下鉄とバスを乗り継いで50分ほどの、淀川に架かる赤川(あかがわ)鉄橋を訪れました。赤川鉄橋については後述。


同じ目的の人たち十数人と赤川鉄橋南側で待つ事約40分、10時40分に225系が姿を現しました。この写真は10時42分。

頭が邪魔な気もしますが、一応撮れました。奥のカーブに姿が見えてから目の前を通過するまで2分半ほどかかるゆっくりな速度でした。前面デザインはあずさのE257系に似てるな。



目前を通過。もう一度先頭を撮影するためか、自転車で225系を追い越して行く人もいました。普段は貨物列車しか通らず、その上新車なので通行人が珍しそうに見入っていました。

以下人道橋の途中で待っていたディオさん撮影の3枚。



以上ディオさん撮影分でした。

同じ場所で撮影していた人を検索で発見http://railway-diary.seesaa.net/article/150277198.html


5月14日撮影(同行:「どっか行こうずネットワーク」ディオさん、kazu)
赤川鉄橋(正式名称は鉄橋全体が城東貨物線淀川橋梁、人道橋部分が赤川仮橋)は昭和4(1929)年完成。大阪市東淀川区東淡路と都島区大東町の間の淀川に架かる城東貨物線の鉄橋で、鉄道橋の脇に木製の人道橋が備えられている国内でも珍しい存在です。

以下5月18日撮影 城東貨物線は現在単線ですが鉄橋は将来の複線化を見越してた幅があり、余ったスペースが人道橋に使われています。仮の人道橋だから仮橋(かりばし)。2018年予定のおおさか東線の延長(北梅田 - 放出)による旅客線化に伴い複線化され、この人道橋は姿を消す予定です。

赤川鉄橋ファンサイトhttp://akakyo.fc2web.com/
D51が走っていた頃の写真http://rail.hobidas.com/kokutetsu/archives/2010/03/post_1171.html
カラー写真で昔は鉄橋が赤かった事が分かるhttp://www.geocities.jp/eye881/jyo/aka-ame.htm
赤川鉄橋南東の大阪市旭区赤川の地名の由来は、淀川の氾濫を鎮めるために建立されたという赤川寺(せきせんじ)だそうです。赤川寺は大阪夏の陣で焼けて廃寺になったとか。


唐突にマイアング氏に遭遇。


5月18日撮影 赤川鉄橋ぱじゃまソフトから2010年8月27日発売予定*1「プリズム☆ま〜じカル PRISM Generations!」の舞台になっているようです(この写真のアングルは適当)。2005年に引退した丸窓電車*2こと名鉄モ510形が何故か赤川鉄橋を走るイベントCGがある模様。
参考:夕焼け頃の帰り道で-二次元空間-プリズム☆ま〜じカル舞台探訪

プリズムま〜じカル 〜PRISM Generations!〜(公式)
↑ゲーム紹介の「姫守仮橋」の説明文の内容がまさに「赤川仮橋」を意識した物になっています。実際は全長約600メートルで下は海ではないけど。

もう何のブログか分からなくなってきたw

*1:2010年5月28日発売予定から延期

*2:「丸窓電車」の通称は上田交通モハ5250形の方が有名